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短編 (22)ニセ産婦人科(1)

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短編 目次

短編 (22)ニセ産婦人科(1)

オレは松本清聴。偽名だ。なぜ偽名を使っているとかというと、医師免許無しで産婦人科医を開業しているからだ。

だからホントに病気の患者は大きな病院に回す。オレが診るのは、健康だが体の一部にコンプレックスを持っている女性だ。

女性はとかく見た目を気にする。美容整形で外科手術を受ける勇気は無いが、体の気になる一部分をなんとかしたいと思っている女性は、産婦人科を訪れる。

健康体なのに心に陰を持つ女性は、オレのような変態ナンチャッテ医師の格好の獲物だ。オレはこれまでそんな女たちを、さんざん食ってきた(笑)。

今日も気弱そうな女性が尋ねてきた。松○玲奈似のなかなかの和風美人だ。

「先生、私、胸が小さいんです…」
丸イスに腰掛けた彼女(仮に玲奈と呼ぶことにしよう)は、恥ずかしそうにうつむいて、胸のコンプレックスを訴えた。

「…、そういう女性は多いんです、でも大丈夫ですよ」
貧乳や微乳が好きなロリオタ系男子はいくらでもいるのに、なぜか女性は胸が小さいことを気にする。まあそのおかげで、オレのような変態がオイシイ想いを出来るのだが(笑)。

「そうですか、どうしたら」
うそぶくオレにかすかに笑顔を見せた玲奈は、すがるような上目遣いでオレを見つめる。
「そうですね、何回か通院してもらえば、効果はあると思いますよ」
こんな視線にオレは弱い。白衣で隠しているが股間はもうテントを張っている。

「お願いします、先生」
ヤケに大きな目でオレを見つめる微乳美女は、オレがニセ医者だなんて思いもせずに、すっかり信用しているようだ。
「じゃあ、ちょっと上を脱いでください」
まずストリップで楽しませてもらおう。オレはゆるみそうな顔を真面目に保ってもったいつけた口調で言う。

「あの…、これもですか?…」
純白ブラウスを肩から抜く仕草が妙に色っぽい。恥ずかしそうに胸に手を当てた玲奈は、ブラも取るのかと聞いてくる。
「はい」
オレはスケベな気持ちが出ないように、短く応える。

「脱ぎました…」
潤沢なレースで涙ぐましいボリュームアップをしているAカップブラを取った玲奈は、裸の胸を手ブラで押さえてうつむく。手首の曲げ方や楚々とした佇まいが、妙に男心をそそってくる。
「見せてください」
微乳美女ストリップの始まりだ。オレは心の中でほくそ笑んでいた。

「は、はい…」
恥ずかしそうに小さく応えた玲奈は胸から手を離すと、内マタに合わせたヒザにギュッと力を入れた。
露出狂…、見られて感じる、女だ…。
ロリな内マタのやせた女体が発散する色気に、白衣の下のチンポを固くするオレは、玲奈が男の視線に素直に反応して欲情する体質だと、早くも見抜いていた。

短編 (23)につづく
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