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== 短編 ==

短編 (5) 図書館痴漢(1)

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短編 目次

短編 (5) 図書館痴漢(1)

獲物は…、いねえかな、っと…。
朝の通学時間に電車痴漢を堪能した遠藤は、春の陽気が気持ちいい昼下がりに、獲物を求めて街をウロウロしていた。

春先のこの時期は、新入学のウブなJKやJDが狙われて痴漢の餌食になる。遠藤は痴漢の常習者だった。

「きゃっ」
可憐な悲鳴に顔を上げると、図書館の階段でJKらしい少女が、春のイタズラな風にあおられた紺ヒダスカートを押さえていた。
…、新入生だな…。
真新しいセーラー服に身を包んだメガネッ娘のパンチラお尻にニンマリした遠藤は、図書館に入っていく彼女の後をつけた。

遠藤がにらんだとおり、メガネッ娘は今月入学したばかりのまっさらなJK、稲葉舞子だった。

見られちゃった?…、
ウブな舞子は新品のパンティを誰かに見られたかも知れない恥ずかしさで、無意識に内マタになってロリっぽい色気をかすかに漂わせ、
恥ずかしい…。
うつむいたまま図書館に入っていった。汁気の多い舞子はまだ自分でも気付いてないが、ごく小さな恥ずかしいシミをパンティに作っていた。

先日入学式を終えたばかりの学校ではオリエンテーションを受けた程度で、本格的な授業はまだはじまってない。舞子はヒマな午後に図書館で好きな本でも読もうと思っていた。

後を追って図書館に入った遠藤は、すぐに本棚の間で背表紙を眺める舞子を見つけた。
どうでるか?…。
女性らしいラインを見せる背中からお尻を視姦した痴漢常習者は、小手調べに後ろをさりげなく通り過ぎて、紺ミニスカのお尻に軽くタッチした。

図書館に痴漢がいるとは思いもしない舞子は、お尻の刺激にゾクッとしてパンティのシミをまたちょっと大きくしたが、振り返るでもなく本棚に並んだ背表紙を見上げていた。

よしよし…。
神経質な娘だとこれだけでにらみつけてくるが、警戒する様子を見せない舞子に狙いをつけたのは間違いじゃなかったと、遠藤はほくそ笑む。
これなら、どうだ…。
本棚から取りだした本を読む舞子の後ろに、気配を消して忍び寄った遠藤は、最下段の本を見るふりをしてしゃがむと、手の中に隠した鏡で紺ミニスカの中をのぞく。

この人?…。
足元にしゃがんだ男は当然視界に入り、中学の時より短くなったスカートをのぞかれそうな気がしたが、お尻を押さえるのも自意識過剰な気がして知らん顔をしていた。
やあん、意識しちゃう…。
しかしそのやせ我慢が露出狂的なマゾ気を刺激して、またパンティのシミを大きくしていた。

くひひっ…、警戒心ゼロだな…。
さっき階段で見た純白パンティを鏡の中に見た遠藤は、紺ソックスのすらりとしたナマ足を横目で見ながら、痴漢特有の倒錯性欲を昂ぶらせる。

これなら、どうだ…。
しゃがんだまま横目でチラチラと紺ミニスカの中をのぞき込んで、純白生パンを鑑賞した遠藤はたちあがって横に並ぶと
声、出すなよ…。
肩から提げたカバンで紺ミニスカのお尻を押した。遠藤は本棚に並んだ背表紙を眺めながら、舞子の様子をうかがっていた。

短編 (6)につづく
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