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== 短編 ==

短編 (1) 肉便器(1)

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短編 目次

短編 (1) 肉便器(1)

「ひっ」
生徒がほとんど下校した放課後の学校、部活が終わってトイレに入ったしゅうは、まったく想定外の光景に素っ頓狂な声を上げた。

「んんっ、んっ、んっ」
個室の便座に猿轡された女の子が縛り付けられていた。ニーハイの脚をM字開脚で緊縛されて、コットンパンティがアソコに食い込んでいるのが丸見えだった。壁には「肉便器、自由にお使いください」と書いてあった。

「ど…、どうした、の?…」
セーラー服緊縛美少女にドキマギしたしゅうは、はしたなく広げられた太ももの中心部でパンティがプックリ膨らんだ、いやらしい肉の合わせ目を示すスジから目線を外せず、キョドったドモリ声を漏らす。
「んーっ、んんっ、んっ」
ヨダレで湿った猿轡で口をふさがれてまともな言葉が出ない美少女は、局部に突き刺さる生々しい視線を感じて無意識にナマ太ももを緊張させながら、恥辱と怒りのこもった大きな目で、荒縄を解くように懸命に訴えていた。

「あ…、ああ…」
予想外の展開にまだ動転していたしゅうは、落ち着かない様子で猿ぐつわを外した。
「はっ、はあっ…、もう、早く縄解いて」
ヨダレまみれの猿ぐつわを外されて大きく息をついた彼女は、不機嫌そうに手足を縛り付ける荒縄を解くように命令した。
「え、玲子?…」
猿轡の湿り気を指先に感じるしゅうは、彼女がやっとクラス一の美少女でタカビー女の玲子だと気付いた。
「そうよ、早くしてよ」
汗が沁みた体操着の童貞少年が股間を膨らませているのをチラ見した玲子は、イラつき気味に女王様口調でしゅうに指示する。

「あ、ああっ、ちょっと待って」
相変わらずキョドるしゅうは、天井から吊された手を解こうとした。
「ちょ、ちょっと、なに押しつけてんのよっ」
天井から下がる縄に懸命に手を伸ばすしゅうは、知らずに玲子の顔に膨らんだ股間を押しつけていた。汗の臭いがこもった体操着のふくらみを頬にすり付けられ、玲子は嫌悪感ムキ出しの罵声を浴びせる。

「えっ、あっ、ごめんっ」
美少女の恫喝に思わず後ずさったしゅうは、恥ずかしい生理現象と無意識にしてしまった破廉恥行為に、股間を両手で押さえてうつむいていた。
「この変態っ、訴えてやるからっ」
緊縛されて自由を奪われていてもあくまで強気な美少女は、少年のどうしようもない体の一部分の変化を、まるで犯罪扱いして烈火のごとくわめいて責め立てた。

「え、ちがう…、ご、ごめんっ」
頭ごなしに罵る玲子にますます萎縮するしゅうだったが、股間に静まる気配はなく短パンからはみ出しそうな勢いだった。

「変態っ、強姦魔っ、誰かあ、助けてっ」
逃げ腰の少年の股間で、ますます勢いを増していく凶暴なふくらみを、蛇蝎のごときおぞましさでにらみつける玲子は、大声を上げて騒ぎ出した。
「だっ、だからっ、ちがうっ、しっ、静かに、してっ」
トイレの外に聞こえそうな大声に慌てたヘタレ少年はすっかり動転して、怒り満面の美少女の口を懸命に押さえていた。

短編 (2)につづく
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