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== 美人秘書美沙希 ==

美人秘書美沙希 (66)一難去って…

ろま中男3 作品リスト
美人秘書美沙希 目次

美人秘書美沙希 (66)一難去って…

「きゃっ、きゃああっ」
後ろ手に縛られたまま寄り添った美沙希と季絵が変態掃除夫の骸の前で泣き合っているのを、トイレに来た同僚が見つけて悲鳴を上げた。

警察が駆けつけると掃除夫は手錠を掛けられたが、とりあえず病院送りになった。

掃除夫に強姦されたことは二人の体面に配慮して箝口令が敷かれたため、表沙汰にはならなかった。その後清掃会社は当然だが掃除夫をクビにして、季絵と美沙希に充分以上の慰謝料を支払った。

「大丈夫?…、季絵ちゃん」
午後からの仕事は同僚たちが肩代わりして季絵と美沙希は病院に行くように指示された。病院に向かうタクシーでうつむいたまま寄りかかってきた季絵の肩を抱いた美沙希は、瑞々しい女体を淫らな欲望で穢された悲しい気持ちを思って泣きたかったが、優しく声をかけた。

「美沙希さんこそ…、病院で診てもらったら…、お昼、一緒に食べましょう」
顔を上げて潤んだ目を見せた季絵は、朝の約束を持ち出して弱々しい笑顔を見せた。

「そうね…、おいしいお店、しってるわ」
妹のように思っていた後輩の悲しい笑顔に涙が出そうな美沙希だったが、明るく応えて震える肩を抱き寄せた。
「楽しみだな…」
さっきと同じ笑顔を見せた季絵は、美沙希の柔らかい胸に抱きつくと肩を揺らして嗚咽した。美沙希は病院に着くまで後輩秘書の震えるカラダを抱いて背中を優しくさすっていた。

「じゃあね、ロビーで待ってるから」
産婦人科で受付して季絵の名前が呼ばれると、美沙希は優しい笑顔で見送った。一緒にいて欲しい季絵だったが、美沙希も被害者であり診察を受けるのでワガママは言えなかった。

「失礼します」
すぐに美沙希も呼ばれてアナウンスされた診察室に入った。
「どうしました?」
美沙希が当たったのは堺という医師だった。

悪いときには悪い事が重なるモノで、堺は以前美人刑事に悪さをして逮捕されそうになったことがある変態医師だった。

凍るような視線でにらむ美人刑事の詰問に懲りて、その時以来真面目に仕事をしてきた堺だったが、美沙希の艶めかしい女体から発散するフェロモンに悪い虫が騒ぎはじめた。

「なるほど、わかりました、とりあえず上を脱いで下さい、下着も取って下さいね」
こんな美人が、薄汚い掃除夫に犯されて、もだえて…。
強姦された顛末を気丈に話す美沙希を見ながら堺は妄想に耽っていた。掃除夫に強姦される美人秘書という妄想で股間をギンギンにしたエロ医師は、白衣で股間を隠しながら、聴診器を突き出して美沙希にハダカになるように指示する。

「はい…」
ブラも取る必要、あるのかしら…。
まだ堺の正体を知らない美沙希は、下着も取れ、という指示に違和感を覚えたが素直に上半身はだかになった。

「ちょっと冷たいかも知れませんよ」
くうっ、いい形、してるなあっ…。
釣り鐘型と半球型の中間くらいの美豊乳に心の中で舌なめずりした堺は、聴診器の先を乳首に当ててクリクリと刺激する。

「あん…」
やあん…、なんだか、エッチ…、やだ、立っちゃう…。
乳首に当てられた金属の冷たい刺激に背筋がゾクゾクした美沙希は、乳首を勃起したのを見て両手で隠したかったが、そんなことをしたら変に意識してると思われそうで出来なかった。

「いいですよ、後ろ向いて下さい」
うひひっ、ピンクの乳首が、ビンビン…。
美人秘書のフェロモンに酩酊した変態医師は、診察そっちのけで美沙希のカラダに熱中していた。ケダモノじみた欲望をむき出しにするのをなんとかこらえた堺は、しかしやることしか頭になく頭の中で美沙希を全裸にして犯しまくっていた。

美人秘書美沙希 (67) につづく
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