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== 初詣 ==

初詣 (8)初日に照らされる二人

ろま中男3 作品リスト
初詣 目次

初詣 (8)初日に照らされる二人

「こんどは、後ろからだ…」
快感にまみれてグッタリした典子を裏返しにした耕二は、腰肉をつかんで抱え上げると愛液でヌラヌラと妖しく光る肉棒を、濡れ濡れの亀裂に差し込んだ。

「あ、ああっ…、もう…、やめて…、壊れちゃう…、許して…」
ベッドに顔を埋めて苦しそうに湿った息を漏らす典子は、ズンズンと火照った女陰を掘削されて規則的に頭を前後させながら、切なげな声を漏らしてもだえていた。
「気持ち、いいんだろ…、もっと、してやる…」
荒い息を吐きながら腰をグラインドさせる耕二は、サディステックに笑いながら苦しそうにもだえる典子を見下ろしていた。

「お願い…、もう…、あっ、ああん…、ゆるして…、壊れちゃう…」
年末の禁欲生活でため込んだ欲望を叩きつける耕二の、衰えを知らない陵辱に典子は気が遠くなりそうな快感にまみれて苦悶の表情に淫靡な色気を漂わせていた。
「まだだ、もっと、してやるっ、姫はじめっ、だからなっ…」
口からツバを飛ばして典子を罵る耕二は腰の勢いを衰えさせずに、激しく出入りするカリがかきだした愛液で股間をビショビショにしていた。

「あっ、また…、あっ、ああっ、もうっ、あ…、ああ…、あっ、あんっ」
ベッドに倒れ込んだ典子の腰肉に指を食いませて、ムリヤリ引き上げて肉棒の出入りを続ける耕二に、典子はまた絶頂に達していた。切なげな嬌声を上げて火照った女体を緊張させた典子は、湿った息を吐いて快感まみれの女体を脱力させたが、続けられる陵辱に頼りない悲鳴を上げ続けた。

「まだまだだっ、もっとっ、よくっ、してやるっ…」
眼下で快感にのけぞる典子を見下ろした耕二は、震えながらかろうじて膝を突いて突き上げた股間に衰えない精力を叩きつけ続けた。あふれ出るイヤらしい汁は、叩きつけられる腰にしぶきになって二人の股間をベトベトにしていた。

「おねがい…、許して…、もう、ほんと…、壊れる…、死んじゃう…」
終わりのない快感地獄に突き落とされた典子は、絶え間なく女体を煽り続ける快感の波に翻弄されて苦しげに嬌声を漏らしていた。
「…、そろそろ、イクかっ…、イクぞっ、典子っ」
三度目の余裕でさんざん典子を煽り続けた耕二だったが、とうとう発射の予感をふくれあがった息子の裏スジに感じて発射を宣言した。

「もう…、ああ…、あっ…、あんっ…、あっ、あうう…、熱い…、ああ…、はあっ…」
深い挿入に何度か力なく頭を上下させて髪を乱し、こすり続けられて充血した粘膜でドクドクと脈動する息子を感じた典子は消え入りそうな悲鳴を上げた。熱い粘液をぶちまけられて膣を満たされると内壁に沁みる熱さにのけぞったが、のしかかってくる耕二に押しつぶされて苦しそうにあえいだ。
「ああっ、はあっ、はあっ…」
典子の火照った女体に倒れ込んだ耕二は、荒い息を乱れ髪に吹きかけながらかすかに震える女体をまさぐっていたが、その姿勢のまま寝入っていた。典子も快感の荒波が過ぎ去ると意識を無くして、二人はあそこでつながったまま寝てしまった。

「…ねえ、耕二、起きてよ、朝日…、初日よ…」
窓から差し込む朝日に目を覚ました典子は、いびきをかいていぎたない寝顔を見せる耕二を押しのけると、まだ起きない耕二の背中をゆすっていた。
「あ…、ああっ…」
目を覚まして起き上がった耕二は窓から差す朝日にまぶしそうに目をこすっていた。

「キレイね…、いい天気でよかった」
バスローブを羽織った典子は、朝日に照らされたカワイイ横顔を見せながら窓辺に立っていた。
「…もっと、キレイに見る方法があるぞ」
典子に気づかれないようにゴソゴソと荷物を探っていた耕二は、フルチンのままなんだかえらそうに胸を張って後ろ手を組んで典子に近寄った。

「…、ふうん、なに?…」
妙に偉ぶる耕二の股間にダランとぶら下がる息子をチラ見した典子は、吹き出しそうになるのをガマンして半笑いで聞き返すと
「コレを通してみるんだ…、典子も見ろよ」
朝日に向かって手を伸ばした耕二は、典子を抱き寄せると片目をつぶって指先を見つめていた。

「…」
指先で輝くそれに気づいた典子は胸がいっぱいになって何も言えずに、耕二の背中に回した手に力を入れて抱きつくとそれを見つめていた。
「キレイ…」
なんとか口を開いて応えた典子は、目を潤ませながらうれしそうに笑って耕二を見上げた。

指先につまんだ指輪が朝日に照らされて光っていた。

「…安モンだけど、ガマンしろよ…、そのうちもっといいヤツ、買ってやるから」
典子のうれしそうな顔に照れ笑いした耕二は、安ボーナスのせいで旅行をキャンセルまでしてやっと買った指輪を、まだのばした手の先にかざしていた。
「…、うれしい…、耕二、して…」
抱きついて耕二の顔に頭をすりつけていた典子は、目に涙をいっぱい溜めたままかすかにはにかんで笑うとそっと左手を出した。

「ああ…、」
優しく手を取った耕二は、指輪を差し込んだ薬指を見ながら笑った。
「…キレイだね、ありがと、耕二…、スキよ…」
薬指に輝く小さな石を見つめていた典子は、顔を上げてニッコリ笑うと目尻から涙をこぼした。キスをせがんで首に手を回して抱きついた典子は、優しくキスする耕二に抱きしめられてつま先立ちになっていた。

いつまでもキスして抱擁する二人を、暖かい初日が照らしていた。

初詣 おわり
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