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美人秘書美沙希 (56)美沙希のボス

ろま中男3 作品リスト
美人秘書美沙希 目次

美人秘書美沙希 (56)美沙希のボス

「はあっ、美沙希さんのおかげで早く終わっちゃった、専務室のお掃除、手伝います」
秘書課の机を一通り拭いて掃除を終わらせた季絵が、制服がはち切れそうな胸をタプタプさせて駆け寄って甘えてくる。

「あら、いいのよ、一人でできるから」
「そんなこと、いわないで、手伝わせてくださいよ」
専務室の掃除といっても、机を拭いて花を飾るくらいしかするコトはないので、腕のまとわりついて豊満な胸を押しつけてくる笑顔の季絵を、優しく押し返した。

「そうですかあっ、つまんないなっ」
まだ学生気分の抜けてない秘書課2年生は、幼さの残った顔を膨らませてブー垂れた。
「…、なにかあったら、頼むからから、その時はお願いするわ」
依沙紀という妹のいる美沙希は、甘えてくる年下の季絵を無下にできなかった。しかしボスの部屋を他の秘書に触らせるのは、美沙希のプロ意識が許さなかった。

「じゃあ、お昼いっしょに、いいでしょ」
「いいわよ、どこか、おいしいところ、知ってる?」
「えへへっ、期待しててくださいね」
ランチを一緒にすることで落ち着いて美沙希は役員室に向かった。その艶めかしい後ろ姿を季絵の真剣な眼差しが追っていた。

「おはようございます」
ハイヤーで到着したボスが専務室に現れる。キーボードをしなやかな指先でなぞっていた美沙希が立ち上がり、キレイなおじぎ姿で迎える。
「おほよう、今日も頼むよ」
次期社長とウワサされる田嶋専務は、柔らかい曲線を描くヒップに軽くタッチすると机について新聞を読み始めた。田嶋にとってこのくらいのセクハラは挨拶代わりで、美沙希もこの程度のスキンシップは仕事の一部だと割り切っていた。

今の地位がアガリと出世をあきらめた平取が、秘書との不倫に精を出しているという話しさえ、チラホラと耳に入ってくる。それに比べたら社長の座を狙ってスキャンダルを避けようとする田嶋は、紳士的だと言ってもいい。

「専務、本日のご予定ですが…」
コーヒーを机に置いた美沙希は、田嶋の横に立ってパソコンで確認したスケジュールを説明する。
「そうか、午前中、空くな…」
美沙希の説明を一通り聞いた田嶋は、横目で制服に包まれた肉感的な女体をチラ見した。

いつもの挨拶でお尻にタッチした時に感じたフェロモンが、横に立つ魅惑的な女体から溢れている。脂ぎって精力的な田嶋は、男の本能でそれを感じて股間を膨らませていた。

「キミとも長いね、もう何年になるかな…」
いつもと違う美沙希にそそられた田嶋は、女体の柔らかい線を見せる制服姿を視姦していた。
「はい、専務ご就任からですから、3年になります」
オスの目になった田嶋に気付いてない美沙希は、入社3年目から田嶋の担当だったことを思いだし、3年間ボスに尽くしてきた日々を思いだして少々感傷的になっていた。

「そうか、3年か…、キミとはプライベートでのつきあいは、なかったね」
脚線美から腰のくびれにかけての柔らかい曲線を目でなぞっていた田嶋は、キレイな立ち姿で優しい笑みを浮かべる美沙希を、好色さの混じって視線で見つめていた。

美人秘書美沙希 (57) につづく
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