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== 女子大生菜々子2 ==

女子大生菜々子2 (1)教育実習初日

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女子大生菜々子2 (1)教育実習初日

菜々子は母校の女子校を希望していたが、申し込んだときにすでにほかの女子学生で埋まっていた。仕方なく大学で紹介してもらった高校で教育実習することになった。

はあ…、気持ちいい…。
教育実習初日の緊張なのか、いつもより早く目の覚めた菜々子はシャワーを浴びて若々しい女体にまとわりつく生ぬるい空気を洗い流していた。
あ…、あんっ、はあ…。
冷たいシャワーが輝くばかりのスベスベした肌に絡みついて、女性的な曲線をなぞってタイルの床に落ちていく。水を弾く柔肌を優しくなでていた菜々子は固くなった胸の先端に触れて、ついエッチな気分になりそうになったが、
だめ、真面目にしなきゃ、…。
自らを叱りつけてキリッとした表情を見せると、カランをひねってシャワーを止める。

これで、いいよね…。
弾かれずに女体にまとわりついた根性のある水滴を軽く拭き取った菜々子は、バスタオル一枚のセクシーな姿で服を選んでいた。
ちょっと…、でも、しょうがないか、…。
初日でもあり、菜々子はリクルートスーツっぽい固い印象の服を選んだ。白いブラウスと膝丈のタイトスカートはいかにも女性教師というファッションが年よりも老けて見えそうだった。

そうよ…、若い男の子を刺激しちゃ、ダメ、…。
化粧も抑えめにした。鏡を見つめた菜々子は冴えない女の顔だと思った。ここ2、3日のイメチェンでハデなメイクや衣装に慣れていたので、なんだか自分がかわいそうに感じたが、ヤリたい盛りの男子高校生に色気を振りまいて、要らぬトラブルを招くコトがないように自重していた。

しかしそれは菜々子個人の感想であって、三つ編みの名残でかすかにウェーブのかかったロングヘアのメガネ美人の、ここ数日の体験で女の本能に目覚めた女体は、ある趣味の人間からしたらヨダレを垂らして喜びそうな極上のごちそうであり、美人教師の形容詞が少しもおかしくない艶姿だった。

これくらい、いいよね、…。
出掛ける準備を済ませた菜々子は、買ってからまだ一度も履いてない新品のハイヒールにニッコリした。前から見れば普通のヒールなのだが、かかとの部分にスワロフスキーのキラキラ光る小さな華が付いていて、さらにその下にLEDが付いていて歩くたびに点滅するようになっている。

実習日初日だけど…、だから記念だし、…。
パーティーグッズまがいの靴だったが、数日間の経験で地味な女子大生から成熟した女に変貌した菜々子の遊び心だった。アパートを出てカツカツと軽やかにハイヒールの音を響かせた菜々子は、晴れやかな気持ちで下り坂をたどっていた。

私の生徒、かしら、…。
7時頃のバス停は高校生らしい少年も何人かいた。実習先の学校とここはバスで30分くらいの距離だから、そうそう同じ学校の生徒に会うはずもないのだが、なんとなくウキウキした菜々子は、高揚感に顔を緩めそうにしながら少年たちの横顔を眺めていた。

女子大生菜々子2 (2)につづく
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