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ろま中男劇場 7.オレは景子 (1)オレが景子に…

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ろま中男劇場 7.オレは景子 (1)オレが景子に…

朝起きたら、北川○子になっていた。

今日がエイプリルフールだからじゃない。45年間男として生きてきたのに、突然女に変身していた。

カフカのように虫に変身しなくて良かったとか、女でもハリセンの春菜じゃ無くて良かったとか、消極的に喜んでいたオレだが、冷静になってみるとコレが宝くじに当たるような奇跡だと気付いた。

とりあえず風呂場に行って全身を写してみる。たまらんっ、これがあの北○景子のフルヌードなんだっ、しばしスレンダーな美しい裸体に見入っていたオレは、今度は手鏡をとりに部屋に戻る。

こ、これが、○川景子のあ、そこ…。

コレまでの人生で見飽きるほど見たモノだが、これが北川○子のだと思うと感動に打ち震えて、不覚にもオレは涙を流していた。

アレをしごきたくなるが、残念ながらフタナリではない景子には付いてない…。

カラダは景子でも中身は中年男ならではのカタルシスに3分ほど悩んだオレだったが、とりあえずこのカラダで出来ることを楽しもうと決意した。

しかしこのカラダでは会社に行けない。上司に連絡しなければ。幸いというか、普段から病欠が多いので休みは受理されるだろう。しかし女の子のような声では…。

そこでオレはどんな声になったか確かめようと
「ろま男さん、すてき」
とささやいてみた。

むさいオッサン声ではなく、確かにカワイイ女の子の声なのだか、ちょっと違う気がする…。はたと気付いたオレはパソを起動してマイクを接続する。

…、ろま男さん、すてき…
やった、確かに景子の声だっ…、自分の声は骨伝導とかで、違って聞こえるので自分の声に違和感を感じたが、録音した声は正真正銘の景子の声だった(笑)。

そうだ、
ついでに上司宛にメールを送った。病欠の連絡だ。1日くらいメール連絡で何とかなるだろう。

さてこの1日をどう過ごすかだ…、しかし景子のヤツ、細いな…。
メタボ中年のでっぷりした恰幅を誇っていたオレは腹がジャマで息子を直視出来なかったが、景子のカラダだと、胸の谷間を通してあそこの茂みがはっきり見える。

それに着るモノがないから出掛けられないな…。
こんなカワイイ女の子が着るような服はもちろん持ってない。

でも、大は小を兼ねるだ…。
とりあえずジャージの上下を着てみる。いつものむさいジャージもカワイイ女の子が着ると、オシャレにさえ見えるから不思議だ。

コレなら、出掛けても平気か、…。
丈もたいして問題ない。スニーカーがブカブカだが、買えばいいだろう。オレはもう出掛けるつもりになっていた。

まだ早いな…。
しかし、この時間に出掛けてもこんなカワイイ女の子が行くような店は開いてないだろう。

お風呂だな(笑)…、女の子はキレイにしないとな(エロ笑)、…。
お風呂にも入らないで外に出掛けるなんて、こんなかわいい子に申し訳ない。オレはウキウキしながらもう一度風呂場に行った。

ろま中男劇場 7.オレは景子 (2)につづく
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