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== 秀香蘭高校放送部 ==

秀香蘭高校放送部(3)昼休みの弁当交換

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秀香蘭高校放送部 目次

秀香蘭高校放送部(3)昼休みの弁当交換

(…、昼か…)
マコの女体に欲情しているうちに午前中の授業が終わり、昼休みになった。

無口で愛想が悪いから疎んじられているのか、あるいはトップクラスの成績がクラスメイトから近寄りがたく思われているからなのか、マコは一人で弁当を食べる。友だちがいないミナヲも一人で食べる。机を並べた二人は、クラスメイトの楽しそうなおしゃべりの喧騒に包まれて、無言で弁当を食べていた。

(わかりにくいけど、でけえんだな…)
うまくもまずくもない母親手作りの弁当を食べるミナヲは、純白セーラーが乾いてブラが透けてない胸の膨らみを横目に盗み見ていた。根暗な劣等生はエロ妄想を続けて食欲よりも性欲を高めていた。
「…、食べる?」
突然マコが話しかけてきた。卵焼きをハシでつまんで差し出している。
「え?…」
初めて話しかけられてミナヲはびっくりした。先生以外の女性から話しかけられたのは高校に入ってはじめてだった。
「欲しそうに、見てたから」
ビックリして何も言えないでいると、マコは卵焼きを弁当のフタに置いた。
「あ、ありがと…、じゃ、じゃあこれ、やるよ」
弁当ではなく胸だったが、盗み見ていたことがバレバレだったと知ってキョドったミナヲは、平気なふりを装って赤ウインナーをお返しした。

「…、ありがと」
顔色一つ変えずにうなずいたマコは、ウインナーを口に入ると唇に挟んでミナヲをジッと見つめた。
「へ?…、なに?…」
(な、なに?…、なにしてんの…、なんか、やらしい…)
無表情にジッと見つめるマコは、赤ウインナーを唇のスキマに押し込んだり引き出したりした。プックリした唇はツバに濡れて淫靡にテカり、赤ウインナーがラブジュースに濡れたズルムケチンポに見えた。自分の固くなった分身がテカる濡れ唇に出し入れされている錯覚を見て、ミナヲはどうしようもなく興奮した。
「…、ミナヲ君のウインナー、おいしいね」
ウインナーの出し入れをしばらく続けていたマコは、指で口に押し込むとじっくり味わうように咀嚼した。そしてゆっくり目を閉じると小さな喉仏を揺らして飲み込んだ。それから小さく息をつくと無表情にミナヲを見つめて小さく声を漏らした。

「あ…、ああ…、そう…」
(はああ…、なんか、わからんけど…、すげえ、エロい…)
「おいしいね」が、やけに卑猥に響いて鼓膜に沁みた。やっと聞き取れるぐらいのささやきは、フェラチオご奉仕をする淫乱女が発するセリフのようだった。ウインナーを咀嚼する頬の動きに自分の分身が食われる錯覚に襲われて恐怖さえしたミナヲだったが、その反面形容し難い達成感を覚えて脱力した笑いを浮かべていた。

秀香蘭高校放送部(4)につづく

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