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痴漢電車の女たち 2.まさみの場合(12)

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痴漢電車の女たち 目次

痴漢電車の女たち
2.まさみの場合(12)イジワルな山本くん

痴漢しやすいファッションに身を包んて電車に揺られる私は、三角コーナーに立っていました。

痴漢に遭いやすいので女性が敬遠するドア横の魔の三角コーナーです。いつもは座席前の吊革に掴まっているのですが、そうすると前や左右に誰かがいます。三角コーナーなら山本くんの痴漢行為が発覚しにくいと思ったのです。

彼がいつ乗ってくるのかわからないので、ドキドキして乗り降りする人たちを見ていました。魔の三角コーナーだけあって最初に乗った駅から乗り降りする誰かから触られていました。でも私は山本くんに操を立ててすべてを捧げる気になっていたので、その他大勢の痴漢からぞんざいなタッチで触られてカラダの芯が疼いても知らん顔していました。

2つ目の駅で乗ってきた痴漢は前に立つと体を押し付けて密着してきました。オマタのくぼみに膨らんだ股間を擦り付けながら手をお尻に回して触っていましたが、私は完全無視して顔を横に向けてドアの車窓を流れる景色を見ていました。私が無抵抗で触られているので調子に乗ったようでスカートに手を入れてきました。わざとなのか唇が触れそうなほど近くで難しい顔をした痴漢は紐パンの上から性器を触っています。健康で妊娠可能な女体は痴漢のいやらしい指の動きに濡れていましたが、私は無視し続けました。

3つめの駅でホームに立つ山本くんを見つけました。窓を通して彼を見つけた私は思わず微笑んでいました。彼はこのドアが開く位置に並んでいます。彼の無表情な顔を見た時、私がいつも乗る車両を知っていて狙って乗ってきていたのだと直感して嬉しくなりました。ドアの窓越しに一瞬目があった彼は、珍しく表情を変えて不思議そうな顔を見せましたが、ドアが開くとスカートに手を入れていた痴漢と入れ替わりに私の前に平然と立ちました。

私は山本くんに触ってもらう期待にドキドキしていましたが、彼は私の顔を見ているのに無視して黙ったままです。そんなつれない彼に私は「電車内での痴漢行為は起こってないのだからこれでいいんだ」と自分に言い聞かせていました。電車が走り出すと彼が乗る前からギュウギュウ詰めになっていた車内は加速度に押されてさらに狭くなり、私は彼と向かい合って密着していました。横を向いた彼は無表情で窓の外を見ていましたが、正面から抱き合う形になった私はドキドキしてまともに彼を見られませんでした。服越しに密着する彼の若いカラダを感じて、固くなったアレの膨らみが食い込んだパンティはとっくに濡れ濡れでした。

彼は右手をスカートに入れてきました。二人の体と座席の横板で遮られるので彼の手が何をしているか、周りの人から見えません。柔らかいサーキュラースカートのスソを握った手が少しづつ布地をたくし上げ、ゆっくりと私の下半身から剥ぎ取っていきます。ちょっとずつ太ももがあわらにされる感じに胸がドキドキして息苦しくなって、気づかないふりを続ける私はエッチなあえぎ声が出ないように我慢しながら、知らん顔して窓の外を流れる風景に目を向けていました。

彼の手はガーターストッキングの上に到達し、太ももの肌に触れました。肌を直接触られてビクッと震えてしまった私はエッチな声が出るのはこらえました。触っている手の二の腕から肩がノーブラのオッパイをグイグイと圧迫しています。パーカーの下に着たベビードールの薄い透けた生地を勃起した乳首が突き上げています。乳首が押しつぶされる感じに油断したらエッチな吐息が漏れそうでしたが、なんとかお行儀よくしていました。

太ももの根本に到達した手は、いきなり股間に指を差し込みました。私はまたエッチな声が漏れそうでギュッと目を閉じましたが、触りやすいように足を広げました。彼は股間に出来た空間に手の平全体を入れてきました。三本の指がスジとその両側の肉に食い込んでいます。慣れてない感じの動きに私はエッチな声が出そうになるのを懸命にこらえました。

めまいがしそうな性器マッサージ快感に耐えていると、いきなり手が引き抜かれました。どうしたんだろうと思っていると、パンティの前側が掴まれてヒモ状になったクロッチ部分が濡れ濡れのスジに食い込みました。SMっぽい乱暴な仕打ちに思わず「ひっ」と声が出てしまいました。

無表情な彼の目が私を責めるように見つめました。我慢しろと怒られた気がした私は、声には出さずにゴメンナサイと謝っていました。それに応えるように一瞬まばたきした彼はヒモ状になったパンティをまたグイッと引っ張りました。愛液まみれのアソコに食い込んだ縄のようなパンティの衝撃に、私は思わずつま先立ちになって逃げてしまいましたが、エッチな声が出るのはなんとかこらえました。

無表情にイジワルをする山本くんに私はちょっと悲しくなりましたが、初体験の相手に私を選んでくれた彼だったことを思い出すと、彼がしたいことは何でも受け止めようと決意しました。怒張する昂ぶりの熱さを太ももに押し付けられて幸福感に浸る私は微笑しながら、「山本くんのやりたいようにしていいよ、私はなにをされてもいいからね」と潤んだ目で訴えていました。

痴漢電車の女たち 2.まさみの場合(13)につづく

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