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== 隣のナミさん ==

隣のナミさん (1)隣の美人

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隣のナミさん 目次

隣のナミさん (1)隣の美人

「じゃあね、ユウ君、またね」
(昨日も泊まったんだ…)
寝ぼけ顔で歯磨きしていた悠樹は隣から聞こえる声に子供っぽい独占欲をチクチク刺激されて、欝気味にイラついていた。

その声は隣の住人長谷川那美だった。何をしているのかよくわからないが、朝出かける様子が無いのでOLじゃないことは確かだ。そして時々誰か泊まって朝帰りしている。
(誰なんだ…)
悠希は那美と一緒に一晩過ごしたのだろう男が帰っていく、階段がカンカンと鳴る音をジェラシー混じりに聞きながら、那美が男と裸で激しく絡み合う姿を妄想して自爆気味に股間を膨らませていた。


悠希と那美の出会いは一人暮らし生活初日となった引っ越しの日だった。

悠希は希望の大学に合格できなかったが、受験したあとすぐにアパートを決めていた。受験する前からある事情で高校卒業後は家を出ようと決心していた悠希が、受験に失敗しても一人暮らしすることを説得した時、親は異を唱えなかった。

「こんにちは」
たいして多くない引越しの荷物を悠希が2階に運び込んでいると後ろから声をかけられた。
「あ…」
目の前にタレ目気味の細面美人がいた。見方によってはだらしなく見える緩んだ口元には小さなほくろがあって妙にそそられる。悠希は段ボール箱を抱えたまま見とれていた。
「こ、こんにちは…」
悠希は初対面の女の人をガン見する自分に気づいて慌てて挨拶を返した。落ち着いた笑顔に年上の大人の雰囲気を感じるが、女の子っぽいゆるいミニスカのナマ足がミスマッチなエロさを漂わせていた。
「お隣さんですよね、お手伝いしましょうか?」
彼女がダンボールに手をかけた。柔らかい指先が悠希の手に触れた。
「いっ、いえ、わっ、悪いです」
同年代との友達付き合いぐらいで大人の女性は5つ上の姉しか知らない悠希は、妙に大きな胸が視界に入るとそわそわしてみっともないくらいにキョドっていた。
「うふふ、遠慮しないでね、これからお隣なんだし、仲良くしましょ」
ゆったりした笑顔を絶やさない彼女は妙に馴れ馴れしかった。ダンボールにかけた手が悠希の手を強く握っていた。
「いっ、いえっ、ひっ、ほんとにいいですっ、荷物少ないんでっ」
年上のきれいなお姉さんに触られてドキドキする悠希は、下げた視線の先に胸の突起を見ると顔を真っ赤にして、逃げるように階段を駆け上がった。

(きれいな人だったなあ…)
ダンボールを部屋に運び込んだ悠希は、荷物を開けることもせずに隣の美女を思い出していた。
「(あ…、ん…)」
(?…、なんだ?…)
タレ目がかわいい和風顔や大きくて形のいい胸、太ってないのにボリュームがある腰回り、たるんだ感じが艶かしい太ももを思い出してエッチな気分になっていると、隣から声が聞こえた気がした。
「(あ、んっ…、は、ああ…)」
(あれ?…、穴?…)
声が聞こえてきた壁を見ると黒い点があった。近寄ってみると穴だとわかった。
「(い…、いい…、は、ああ…)」」
(あ、また…、あ、裸だっ…、え、ええっ…)
また声がしたので覗き込むと、彼女がパンティ一枚でベッドに横たわっていた。つらそうな表情にかすかにスキマを見せる唇がだらしない感じでエロかった。パンティに手が入り込んでゴソゴソ動いている。くびれがくっきりしたカラダがくねるたびにナマ乳が大きく波打ち、たるみ気味の太ももが悩ましげに擦り合わされていた。

「(あ、あっ、ああっ…、はっ、ん…、ああんっ…)」
(ええっ、オナニー?!…、は、はううっ、してる?!…)
悠希は覗き穴からベッドでのたうつパンティ一枚の女体を凝視し、固くなった息子を両手で押さえた。大人の女性が欲情して漏らす声が頭の中で大きく反響して股間がムズムズする。壁の小さな穴にかぶりついた悠希は、股間に当てた手が勝手に動き出し、吐息がハアハアと荒くなっていた。

隣のナミさん (2)につづく
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