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== 短編 ==

短編 (223) 会社の部下ルミ(17)満員電車寝言マッサージ

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短編 会社の部下ルミ 目次

短編 (223) 会社の部下ルミ(17)満員電車寝言マッサージ

「ま、なんだ、ともかくよくやってくれた、晩飯、おごるよ」
静かな怒りが漂うエレベーターの重苦しい空気にいたたまれなくなったオレは、初めてルミを晩飯に誘っていた。

「は…、そうですか、じゃあ、私の知ってるお店で、いいですか?」
サメの目のようだった瞳に感情が戻ったルミは大きな目でまじまじとオレを見つめ、視線を反らすと抑揚のない声で応えた。ただ股間の前で合わせた手が指をこねくり回していた。合わせた両手で圧迫されたVゾーンが、ミニワンピがきつそうな腰のムッチリ感を強調していた。
「ああ…、いいぞ…」
(コイツ…、照れてんのか?…)
無表情な横顔だったが、手の動きに合わせて二の腕に押し出された爆乳が窮屈そうに揺れていた。オレは急に可愛くなったルミにドキドキしていていた。

「混んでますね…」
帰宅時間の地下鉄は昼過ぎと同じ電車と思えないほど混んでいた。満員電車で密着したルミが上目遣いにつぶやいた。
「ああ…」
(おっぱいが、あたってるよ…、オレの息子もだけど…)
淡い花柄ワンピの膨らみがオレの胸でむっちり潰れていた。オレの下半身はそのお返しをするうようにモッコリ膨らんでミニ丈ワンピの股間に食い込んでいた。
「(すいません、眠くなっちゃいました…)」
いきなり背伸びして全身で柔らかい弾力を擦り付けて耳打ちしたルミは、すぐに目を閉じてオレの胸で寝息を立て始めた。
(う…、これって…)
背伸びした時に股間に引っかかったミニワンピのスソがまくれ上がった。それに気づいたのは元々手を下げてムチムチ下半身に触っていたからだが、電車内で直接パンティに触るのは痴漢行為そのものだし、マズイと思った。
「(…、いやあん、主任…、恥ずかしい…)」
(へ?…、また、このプレイか…)
エロハゲ会社のパンティが手触りが良くてドキドキしていると、寝息で胸を生暖かく湿らせるルミが小さくつぶやいた。昼と同じ状況に股間が熱くなってくる。オレだけに聞こえるくらいの小さい声だが、満員電車で密着する隣のおじさんに聞こえそうで気が気じゃない。

「(…、業務命令…、ですね…、わかりました…)」
(なにも言ってねえだろ…、はっ、はううっ…、こ、こんな、とこで…)
ルミは股間のモッコリに手を当てた。アゴを突き出してカラダを預けるルミが首筋に吐息を吹きかけてくる。オレはいやらしい手つきにのぼせて、息子はガチガチに固くなっていた。
「(変態主任…、こんなとこで、おっきくして…、恥ずかしくないんですか…)」
(お、おまえが、あふっ、勝手にっ、は、ううっ…、してるん、くう、だろ…)
アゴを唇でなぶるように寄りかかるルミは寝言プレイをして股間マッサージを続けた。適度にリズムをつけた絶妙な手コキにオレはトランクスの中で粗相しないように我慢するのが精一杯だった。

「あ、次です」
ルミのいやらしい手つきを楽しみながらジリジリしていたオレに、突然目を開けたルミが次が降車駅だと告げた。
「あ、ああ…」
(なっ、ここで、やめるのかっ…)
ルミの手でイカされてもいいと思い始めた時を狙ったようにスカされたオレは、憮然として応えた。
「(…、なにか、当たってるんですけど…)」
オレの目をジッと見たルミはハグしてきて唇で耳を嬲るようにしてつぶやいた。胸を押す爆乳の圧迫で息苦しい。まくれ上がったスソは目を開けた時に直したようで、ルミはミニワンピに食い込む股間を指摘していた。
「あ…、これは、その…、マジック…、そうマジック、ポケットに入れたままだった…」
(何言ってんだ、オレは、バレバレだろ…)
小悪魔なルミにオレはしどろもどろになってバレバレのウソを口走っていた。
「マジック?…、うふっ、ずいぶん太くて長いですね、そんなものポケットに入れてたら、ジャマじゃないですか…」
苦し紛れの言い訳を小バカにするように笑ったルミは、マジック?の膨らみを大胆にタッチして撫で回すとまた小悪魔な笑みでオレをねめつけた。
「あ、ああっ…、と、特大だっ、めったにない、特注品なんだぞ…」
(くうう、絶対バカにしてやがる…、はうっ、くそっ、こうしてやるっ…)
卑猥なタッチに暴発の危険を感じたが、ヤケクソになってボリュームのあるお尻の丸みを両手で鷲掴みして抱えると股間をつきだした。密着した二人の股間に挟まれた手は変わらず息子を愛撫していた。

「ああん…、ふふっ、私、大きいの大好きですよ」
糸をひくような艶かしい声を漏らして上目遣いに見つめるルミがいやらしい笑みを浮かべると、電車が止まった。人並みに押されるルミは妖しい笑みを引きずったまま、セクシーな女体を見せつけるようなきれいな姿勢でホームに降り立った。オレは膨らんだ股間を気にして人波みにぶつかりながらみっともなく腰を引いていた。

短編 (224)につづく
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