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短編 (219) 会社の部下ルミ(13)メガネ女のたくらみ?

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短編 会社の部下ルミ 目次

短編 (219) 会社の部下ルミ(13)メガネ女のたくらみ?

「これはいいですね、どうですか、ぴったりでしょ」
茫然自失のオレを完全に無視し、なんのてらいもなく肉感的な女体に食い込んだパールホワイトレオタードを引き剥がして生々しい全裸をさらしたルミは、爆乳を卑猥にゆがめてブラに押し込んでから振り返った。

「あ、ああ、かわいいな…、似合ってるぞ」
(お、おい、見えてるぞ…、いいのか…)
抱きついてくるんじゃないかと思うくらいの勢いで近寄ってきてかすかに笑みを浮かべたルミは、深い谷間を強調するように淡い花柄ブラの下乳を持ち上げてタプタプ揺らした。はちきれそうな乳肌が淫靡にせめぎ合う谷間を思わず覗き込んでしまったオレは、セクハラ行為に気づいてあわてて視線を下げるとさっき自分でパイパンに仕上げたノーパンの股間が見えた。
「…、主任、目がいやらしいですよ、ちょっと待ってください」
オレの視線でノーパンを意識したルミは、なんだかえらくかわいい笑みを見せて後ろを向くと前屈みになり、またも愛液で濡れた性器を突き出す卑猥なポーズでパンティを足に通した。

「もう、いいですよ、かわいいですか?」
パンティを履いて振り返るとルミは特上の笑みを浮かべた。あまりのかわいさに惚けたオレは抱きしめそうになる自分をかろうじて抑えた。
「う、うん…、いいな、これなら、お得意様も、喜んでくれるぞ」
(な、なんだ…、コイツ、こんなにかわいかったか?…)
恥らう様子もなく下着姿でポーズをとるルミにオレは恋に落ちる一歩手前だった。強姦で訴えられる恐怖さえ忘れて、セクシー美人の下着姿に見入っていた。
「そうですか、うれしいです、主任、思わず犯したくなるほどですか?」
見とれるオレに少女のような笑顔でうれしそうなだったルミだが、突然小悪魔な笑みになって長いまつげで飾られた長い妖しい目つきでオレを見つめた。

「あ…、あ、ああ、そうだな…、メガネ、ほら」
(「犯したくなる」?…、やっぱり、コイツ、オレを訴えて…、逮捕、あうう、懲戒免職…、も、もう、終わりだ…)
思わせぶりなセリフにオレは震え上がった。シベリア寒気団を帯びた人嫌いなオーラとも違う、男を手玉に取る小悪魔な笑みからオレは逃げたい一心でテーブルに置いたメガネを取って渡した。
「…、もう、いいですか」
渡されたメガネをしばらく見下ろしていたルミは小さなため息を漏らしてからメガネをかけた。そしていつもの冷たい雰囲気に戻ってお役御免か聞いてきた。
「いい?、なにが?…、あ…、お得意様に同行してくれ、せっかくだから見てもらう、そうだ、これも着てくれ」
(う…、きょわい…、やっぱり、訴えられるのか、ど、どうしたら…、そうだ、出張っ…)
人嫌いのオーラを発散するルミに気圧されてたじろいでしまったが、業務命令はこれで終わりかと聞かれたと理解し、ルミにレオタードを着てもらう前から考えていたお得意への同行を指示した。

「これを着て行くんですね、わかりました」
下着のプリントと同じ淡い花柄のミニ丈ワンピースを渡されたルミは完全に仕事モードだった。後ろを向いたルミはすぐに着替えた。
「ん…、いいな…」
(むっつりメガネ女でも、かわいい…)
パンティが覗けそうなミニワンピはニーハイの絶対領域がほとんどむき出しで、ナイスバディに張り付いて体の線もくっきりしていた。全体の雰囲気は女子高生でも通りそうに見えたが、ゴージャス過ぎる胸や張り出した腰が大人の女を滲ませていた。
「あと、これと交換してくれ」
(そうだエロ汁が沁みたニーハイも、変えないと…)
黒メガネが不似合いな美少女姿だったが、ニーハイに太ももに垂れたエッチな汁が沁みてそうで、お得意様からの試供品をあさったオレは白網タイツを差し出した。
「…、履きました」
定番だった純白ニーハイを脱いだルミは、絶対領域がまぶしくて太もものやわらかい肉に網が食い込んだムチムチ網タイツの脚を交差させるポーズを取った。堅物メガネ女のまじめぶった表情とエロかわいい衣装とポーズがアンバランスな妖艶さを漂わせていた。オレは息子が元気になっていることに気づかず、見入ってしまった。
「ちょっと、トイレ…、いいですか?」
オレのいやらしい視線に照れたように黒セルロイドメガネの奥の目をそらしたルミは、視線の向きにあわせてきびすを返すと会議室を出て行った。ミニワンピが張り付いたヒップラインがエロくて、スソに締め付けられて膨らんだ太もものくびれや、二つの丸いふくらみがかすかにゆがんで揺れるのをオレは見とれていた。

(なんで…、怒らないんだ…)
会議室に一人残されたオレはテーブルに置かれたレオタードを手にとって、ルミを強姦したことが夢じゃないと確認していた。股布の部分を広げるとヌルヌルした汁が染み付いていて、ケモノじみたいやらしい匂いが立ち上ってくる。
(オレの弱みを握って、脅すつもりか…)
ルミの気持ちがまったく理解不能のオレは、意識のないフリをしたルミに騙されてとんでもない悪巧みに陥れられたというわが身かわいさから出た妄想をでっち上げ、黒メガネの奥から意地悪な目を光らせるルミを思い浮かべて罪悪感から逃れようとしていた。
(いや、アイツ、本当に意識が無くて、犯されたことに気づいてないとか…、そうだ、きっとそうだ、アイツは気づいてない…)
そして今度は逆に強姦の最中にルミが悶えてあえぎ声をあげていた事実が妄想だったと自分に思い込ませ、本当に意識のなかったルミは強姦の事実に気づいてないという現実逃避に到達していた。

短編 (220)につづく
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