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女教師鈴子のルール (30)ナカ出しの後悔

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女教師鈴子のルール 目次

女教師鈴子のルール (30)ナカ出しの後悔

「はあ、はあ…」
私を抱きしめてお腹の奥底に射精した彼は、オチンチンの律動が納まってもしばらくそのままのしかかっていた。彼の重みに幸せに感じていた。

「あっ…、あのっ、すいませんっ」
しばらくして正気に戻ったのか彼は両手をついて体を起こすと腰を引いた。女の子の切れ目からオチンチンが抜けてあふれた精子がお尻のワレメにドロリと垂れた。
「…、どうしたの、乃咲君…」
私の上で四つんばいになった彼は今にも泣き出しそうだ。セカンドバージンを奪われた余韻を楽しんでいた私は、オチンチンが抜けた合わせ目から精子があふれてゆっくり狭まっていくのを感じていた。

「コンドームをっ、忘れましたっ」
彼が半ベソで訴える。いつも毅然とした彼らしくない狼狽ぶりだ。
「あ…、そういえば…」
妊娠を心配しているのだとわかるまでしばらくかかった。本番前にゴムを装着するのはソープ時代に基本中の基本だと仕込まれたが、彼の初めての女になることに浮かれて忘れていた。
「あ、あの、オレ…、ど、どうしたら…」
四つんばいで私を見下ろす彼はかわいそうなほど怯えていた。そりゃそうだろう。私のような汚れた女でも妊娠させてしまったら、厳しく自分を律して懸命に目指してきた輝かしい未来をあきらめなければならないのだから。

「…、アナタはどうしたいの?」
かわいそうだとは思ったが男の身勝手を感じて虐めたくなった。
「え…、あ、あのっ、オレ…」
ビギナーの彼はゴム無しセックスイコール妊娠だと思っているようだ。確かにセックスは妊娠と直結しているが、今日が妊娠する日じゃないのはわかっていた。
「私…、乃咲君の赤ちゃん、生むわね…」
オドオドする彼に悪いと思ったが私は悪ノリした。女を意識的に遠ざけてきたのだから仕方ないが、それにしても女を知らなさすぎる。ちょっとくらい痛い目に遭ったほうが彼のためだと自分に言い訳していた。

「あ、ああ…、はい…」
絶望的な溜息だ。セックスしていい気持ちだったのにいきなり厳しい現実を突きつけられれば当然だ。
「冗談よ、赤ちゃん出来ないから安心して」
追いつめすぎてトラウマになって困る。ガックリうなだれた彼に私は冗談めかして笑った。
「は?…、あ…、あの…」
絶望の淵はかなり深かったようで這い上がるのにしばらくかかった。やっと顔を上げた彼はすがるような目だった。

「ごめんね、でもコンドームに対する意識は立派よ、ちゃんと付けてすることは女の子を守ることになるんだし、忘れないでね」
潤んだ目に見つめられて良心がチクリとした。私は後ろめたさをごまかそうして先生っぽい口調だった。
「は、はあ…」
彼はまだ不安そうだ。半信半疑で完全に納得してないようだ。

「ホントゴメンね、赤ちゃん出来ないから安心して、なんならもう一回ゴム無しでしてもいいわよ」
情けなくて頼りないがそんな彼もカワイイ。私は彼の首に抱きつくと脚でからの腰を挟み込んで、オチンチンに逃げられて寂しがっている女の子に誘った。

「え、あ、いえっ、あひっ…」
彼はヌルヌルの女の子を押しつけられてビックリしたように私を見たが、腰を振ってすりつけるとオチンチンはすぐ元気になった。
「うふふ、元気ね、すてきよ」
3回出したあとでもこんなに固くなるとは驚きだった。禁欲生活を送ってきて溜まっていたとはいえ、彼は絶倫の素質があると思う。私は妙にうれしくて浮き立っていた。四つんばいの姿勢で手をブルブル震わせる彼にぶら下がってヌルヌルの女の子をこすりつけていた。

女教師鈴子のルール (31)につづく
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