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== 女教師鈴子のルール ==

女教師鈴子のルール (23)初めての個人教授

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女教師鈴子のルール 目次

女教師鈴子のルール (23)初めての個人教授

「あっ」
私は乃咲郁夫におちちを軽く触られただけで感じてしまった。胸の中心から広がる心地いいしびれに感じた。彼とは相性がいいかもしれない。

「あっ、あのっ、大丈夫ですか」
私の声に慌てて手を引いた彼はどうしていいかわからずにとまどっている。
「ゴメンね、変な声だしちゃって、大丈夫だから、どうぞ、続きして」
素顔の彼はホントに可愛い。普段のとりすました態度は自分を律する仮面だったのだろう。
「んっ、じゃ、じゃあ…」
もう一度ツバを飲み込んでノドを鳴らした彼は、手の平で包み込むように優しくおちちを触ってくれた。

優しく触られてうれしかった。二重人格な痴漢常習者、性犯罪者予備軍の多家松明に乱暴に愛撫されたあとだったので、よけいに心地よく感じたのかもしれない。

「どんな感じ?」
遠慮がちなソフトタッチに焦らされている気がして私はドキドキしていた。頬が熱かった。
「柔らかい、です…」
恥ずかしそうに目をそらす彼はつぶやくように応えた。
「そう、もっと触りたい?」
私の気持ちだ。彼にもっと触って欲しかった。
「は、はあ…、はい…」
うつむきがちにモジモジしていたがおちちから手を離そうとはしない。私のおちちが気に入ったのだ。うれしい。

「あ、ここだけ固いですね」
乳首の固さを指摘された。なんてウブなセリフだろう。勉強一筋に打ち込んできた彼は、女は勉強のジャマだと思って意識的に避けてきたのかもしれない。
「そう、気持ちいいと固くなるの、アナタだってそうじゃない?」
ソープ時代に巡り会わなかった純情な人だ。気持ちが昂ぶって体が熱くなる。私の女の子はジュンジュンして濡れっぱなしだ。
「あ、たしかに、そうですね」
自分の胸に手を当てた彼はいつもの優等生の顔だった。こういう探求心が彼を優等生たらしめているのだろう。女のカラダにも勉強熱心なのだと思うとまた笑ってしまった。

「あ、ごめんなさい、バカにしたんじゃないのよ、アナタも気持ちいいのね」
私の笑顔に彼は不機嫌そうに顔を伏せた。私は彼の手を握って言い訳していた。
「…、バカにされてもしょうがないです、オレは女の人のこと何も知りませんから」
素直な応えに私は感動さえしていていた。彼は優等生の仮面を脱ぎ去っていた。私を困らせてしまったと思ったのか、かばってくれた。彼は優しい。

「ホントにバカになんてしてない、だって勉強ならクラスで一番でしょ、私はアナタを尊敬するわ」
素直な気持ちだった。彼は女に目もくれず勉強に打ち込んできた努力家だ。
「それに誰にだって初めてはある、アナタはそれが今日だったってことでしょ」
彼に自信を持って欲しいと心から思った。

「…、ありがと、せんせい…」
彼はぎこちなく笑った。目が潤んでいた。私はもらい泣きしそうだった。

女教師鈴子のルール (24)につづく
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