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ダスノート(Dasu Note) (13)ボブカットメガネっ娘の決意

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ダスノート(Dasu Note) 目次

ダスノート(Dasu Note) (13)ボブカットメガネっ娘の決意

「あんまり…、見ないで…」
ナマでありったけのザーメンを注入されてやっと開放された朝子は、章造に背中を向けてアソコから垂れてくる白濁液をティッシュで拭いていた。

「…、オレのも、キレイにして…」
やっちまった…、
毒気が抜けて強姦まがいのセックス強要を勢いでしてしまったのが急に怖くなった章造だったが、やってしまったことはどうしようもないと開き直っていた。
…、ダスノート、切れてるかも…。
ダスノートの効き目はすでに切れているはずだったがムリに偉ぶっていた。
「…、うん…、出来ちゃったら…」
オマタの始末をしてから紺ヒダミニスカをしわくちゃにしてパンティをズリあげた朝子は、無表情にダランとしたイチモツをティッシュで拭きながら小さく漏らした。

「出来ちゃ?…、あ…」
なに?…、あ…、妊娠…、やばい…。
朝子は強姦という犯罪行為よりももっと怖いことを突きつけてきた。セックスしたら妊娠するという当たり前のことを全く考えてなかった章造は、思いっきり現実に引き戻されてキレイに拭いてもらった息子を縮み上がらせた。
「うん…、私、産むから…、結婚、してね…」
おとなしいメガネっ娘が伏し目がちに小さく漏らしたセリフは、一番考えたくないことであり一番恐れていたことだった。

「結婚っ?…、な、なんで…」
な、なんで、結婚…、1回しただけで…、オレは、結婚するのか…。
高校2年で結婚なんてありえない。章造はジッと見上げるメガネの奥の瞳に強い意志を感じて思わず後ずさっていた。
「だって、出来ちゃったら、結婚するしか、ないよね…」
何の覚悟もないヘタレを芯の強そうな目で見つめる朝子だった。

「ま、まあっ、なんだっ、それはおいおいってコトで…、まだ妊娠するか、わからんし…」
きょ、きょわいよおっ…、コイツ…、こんなヤツだったか…。
ただのおとなしい女の子としか思ってなかったボブカット美少女の強い決意に圧倒されたヘタレは、とりあえずこの場をごまかすことにした。
「…、そうだね…、でも私、危険日だったから…」
ションボリしたイチモツをティッシュでキレイに拭き取った朝子は、悲しそうに顔を伏せてまた怖いことを漏らした。

「う、うんっ、わかった、とりあえず遅刻するから、なっ」
や、やばいよ、コイツ…、あ、砂時計…。
朝子の気持ちが揺るぎそうにない。どうにも出来ないとあきらめた章造はとりあえずうなずき、エッチした時間を巻き戻す砂時計を思い出して取り出すとひっくり返した。
「え?…、あっ、じゃあ、先に行くねっ」
砂時計はサラサラと砂を落としてすぐに下に全部溜まった。左手首を裏返して腕時計を見た朝子は、体育館裏に連れ込まれた頃と変わらない時間を見て不思議そうだったが、セーラー服の乱れを直して行ってしまった。

小中高と無遅刻無欠席を通してきた真面目なメガネっ娘は妊娠結婚問題より朝のHRに遅れないことの方が重要だったようだ。

はあ…、助かった…。
1回のセックスで結婚を迫られると思ってなかった章造は、パンチラしそうにスソが跳ねるミニスカのお尻を見送って大きくため息をつくと
「あ、ノラえもんっ」
いろいろあった不可解な出来事のワケが知りたくて、情けない声をも上げてノラえもんを呼んだ。

ダスノート (14)につづく
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