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淫乱妻静香調教 (8)置き去りにされて

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淫乱妻静香調教 (8)置き去りにされて

「…、ホントに、スイマセンでした」
ザーメンの苦い味を犯してしまった悪事に対する罰だと感じる少年は、ソレを吸いきると申し訳なさそうに立ち上がり、またも90度で最敬礼した。

「あっ、ああっ、あ、あんっ…」
はっ、あっ、お、終わり?…、やあぁっ、もうちょっと、あぁっ…、だったのに…。
エクスタシーの一歩手前で愛撫を中断されて気が狂いそうな若妻は、少年の独りよがりな謝罪など聞いてなかった。

「あ、あの…」
さっきまでの優しい笑顔を見せてくれない静香に、やっぱり許してくれないのかと不安になった少年が聞き返すと
「えっ?…、う、うん、わかった…」
うずくカラダに気がおかしくなりそうだったがなんとか我に返った静香は、カラダのあちこちがジンジンするのをこらえてぎこちない笑顔を作った。

「あ…、じゃあ、失礼します」
女体のうずきを堪えながらの笑顔だと気付かない少年は、安心した表情をみせると立ち去ろうとした。
「えっ…、あ、あの、待って…、そうだ、これケータイの…」
や、そんな…、そうだ…。
まだ満足できてない人妻は、中途半端な状態で置き去りにされる寂しさを本能的に嫌って、ケー番を素早くメモして渡した。

「これ?…、いいんですか?」
渡されたメモをしばらく見つめた少年は、明るい人なつっこい表情を見せた。
「うふふっ、また痴漢したくなったら、お姉さんが相手してあげるから、連絡して」
…、お姉さんって、言っても、いいよね…。
人妻であることを隠して年上の余裕の笑みを見せる静香は、恋人のような口調だった。

「あっ、ありがとうございます…」
何の含みもない無邪気なセリフだったが、痴漢という単語に犯罪行為を意識した少年は固い口調で応えた。
「じゃ、じゃあ、メアドも一緒に交換してください」
しかし静香の明るい笑顔に責めるつもりなど無いとを理解すると、ケータイを取りだした。

「これでメル友ね」
受信したアドレスを確認して静香は少女のように笑っていた。結婚してから男性の友人とは疎遠になっていたから、新しい友人が単純に嬉しかった。
「メールします、ボク塾があるんで、これで…」
カワイイ笑顔に去りがたさを感じたが、少年はケータイで見た時間を気にして走り去った。

えっ…、いっちゃった…。
この駅が少年の最寄り駅だった。改札に走り去る背中を見送った静香は、結局一人残された寂しさで目を潤ませていた。
私なんて、オバサンだし…、しょうがないよね…。
メールすると言った少年の言葉を信じないワケじゃないが、来なくても落ち込まないように予防線を張った若妻は、しばらくして到着した電車に乗った。

淫乱妻静香調教 (9)につづく
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