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黒髪美少女明日香 (31)保健室で逢い引き

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黒髪美少女明日香 (31)保健室で逢い引き

「保健室…、行きましょ」
せまい個室で野獣のようにいきり立って迫るオレに、我関せずとばかりにシレッとすました倉田は男子トイレを出るように促した。

「は?…」
オレは闘牛士にかわされた暴れ牛のように昂ぶった気持ちの行き場を無くし、倉田に言われるまま個室を出るしかなかった。

ドアをそっと開けて誰もいないことを確認して手招きすると、倉田は無表情に個室から出てきた。


「先生、倉田の気分が悪くなったので、保健室に連れて行きます」
廊下で1時間目担当のエリ先生とすれ違うとき、オレは倉田から前もって指示されたとおりに説明した。
「そう…、倉田さん、大丈夫?」
このときのエリ先生は人を疑うことを知らないんじゃないかと思った。いかにも体調が悪そうにうつむく倉田を、エリ先生は本気で心配していた。

「…オマエ、ワルだな」
職員室の前を通りすぎて先生の姿が無くなるとオレは振り返り、無表情についてくる倉田をヤブにらみした。

エリ先生をだまくらかしただけでなく、倉田はオレに目配せされて席を立った時、すでにクラスメイトに保健室に行くと説明していたそうだ。黒髪美少女優等生は授業をサボるワル知恵も全校トップクラスじゃないか、とオレは密かに舌を巻いていた。

イジワルな問いかけに倉田はなにも応えずに横に並ぶと、腕に抱きついてセーラー服のカラダを預けるように寄りかかってくる。
「…」
そつないツンデレ優等生の見事なデレだった。肘に当たる柔らかいふくらみの気持ち良さに顔がニヤけそうで、オレも言葉が出なかった。


今日も保健室に養護の先生はいなかった。ちゃんと仕事してんのかと文句の一つも言いたいところだが、願ってもない状況なのは間違いない。

「…」
この時間の保健室は誰もいないことを知っていたのかはわからないが、上目遣いの恥じらいを含んだ笑みでオレを見た倉田が袖を引いてベッドに誘う。その仕草がどうにもかわいくてオレはニヤけそうな顔をなんとか引き締めて引かれていた。

「…、ダッコして」
ベッドの周りにカーテンを引いて二人だけの空間を作ったツンデレ黒髪美少女は、エッチなおねだりをしたことに照れたような笑顔で甘えて寄りかかってくる。
「おっ、おおっ」
天使のような愛らしい笑顔にオレはイチコロだった。バカ面をさらしたオレはカラダを預ける倉田をギュッと抱きしめて、ついでにミニスカに手を入れてお尻の気持ちいい曲面ををなで回した。

「いいよ…」
きれいにフレアの付いた紺ミニスカを押し上げて食い込んだやる気満々のふくらみに、恥ずかしそうに笑った倉田が甘ったるい声でささやく。

「あっ、ああっ」
お尻の柔らかい弾力を手の平いっぱいに感じて頭の中はヤルことしかなかったオレは、上目遣いのカワイイ笑顔を見せる倉田を抱き上げてベッドに押し倒した。

黒髪美少女明日香 (32)につづく
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